ギャッベデザインのマスキングテープができました
ギャッベをご存じでしょうか。
イランで遊牧生活を営むカシュガイ族の女性によって、伝統的な手法で織られる絨毯です。
私は前職のご縁でギャッベを知りました。
うちにあるのは玄関マットくらいのサイズですが、仕事部屋に敷いて重宝しています。夏は涼しく、冬は温かく、夕方前の柔らかい日射しが当たったときの色合いがとても好きです。
そのギャッベをモチーフにしたマスキングテープを作りたいというお声がけをいただき、デザインを担当させていただきました。
ギャッベに精通するクライアントさんのご監修をいただき、3種類、すてきなテープができあがりました!
白封筒と、茶封筒に貼ってみたときの感じです。元々が落ち着いた色合いなので、ロール?のときは若干暗く見えるかもしれません。ですが、実際紙に貼ってみると、絨毯の質感と温かみが感じられる良い雰囲気になったと思います。
ギャッベの文様にはひとつひとつに意味があるそうです。
今回登場する羊やヤギは、遊牧民にとって大切な財産。不自由をしない生活が続きますようにとの願いや、そんな生活を支えてくれる羊やヤギへの感謝の気持ちが織り込まれているそうです。
(『GABBEH 草木染め絨毯ギャッベ 向村春樹・片岡弘子 著 新宿書房』より)
ギャッベに関心を持たれたら、ぜひ高原アートギャラリー八ヶ岳のサイトも覗いてみて下さい。上質なギャッベを扱い、オーナーさんは現地に何度も足を運ばれています。
高原アートギャラリー八ヶ岳のサイト↓
詳しい情報や、美しいイランの台地とギャッベの写真などが見られますよ。